通路を塞いで作業していたら、ことらが通過しようとして、私の背中を踏み台にして越えて行った。私の身体が通路を一杯に塞いでいたので、そこを通過したかったことらは、一旦私の肩に飛び乗って、反対側へ飛び降りて通過しただけだが、ことらが人間の身体を家具のように使うのは滅多に無いことで、今回で2回目か3回目。...
先日、ことらに点眼薬が処方されて、早速その夜点眼してみた。案の定、ことらにはなんでもないことのようで、無抵抗であっさり点眼されて、目に何か液体を入れられたな…という以外の感慨は何も無い様子だった。うちの父ちゃんは、点眼が大の苦手で、点眼薬を差すのには大変な苦労をする。私が差してやろうとしようものなら、拷問でも受けるかのように嫌がって抵抗する。私としても、本人が自分でできないと言うから仕方無く代わり...
週に1、2度だが、私が長時間外出する日がある。ことらは、父ちゃんと家で留守番する日だ。ことらをひとりで家に残すことは避けているので、ひとりぼっちで留守番するわけではないのだ。なのに、私が帰宅すると、ことらは私につきまとって、家中を一緒に移動する。私が玄関方向に向かおうものなら、なにやら小さく鳴きながら、小走りで、足下に絡まり付くようにして付いてくる。ぴったり張り付いて見張っていないと、また出かけて...