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Oral care gel

歯の表面に塗布するだけで、歯垢除去の効果が得られるジェルがある。
数年前、ことらがお世話になっている獣医さんに紹介されて購入、使用してみた。
購入時、猫の性格、性質によっては、口の中に触られることや、ジェルの味、においなどを嫌がるかもしれないと説明を受けた。事実、獣医さんのお宅の猫は、ジェルの味が嫌いだったらしく、続けて使うのは難しいと残念そうになさっていた。

試しに味見すると、薄いミントのような味と香りがした。
ことらは人間用の歯磨きベースト類が好きである。歯磨きしていると寄ってきて口元を舐めたがる。たぶん、ミントの香りに惹かれているのだろうと思う。
ジェルを紹介される以前から、歯の手入れも色々試していたから、口の中を触られることにも慣れているはずだった。
予想通り、ジェルにもなんの抵抗も示さなかった。大して美味しくもないおやつを、少々強引に食べさせられる、その程度にしか感じていない様子だ。

数ヵ月後、ジェル1本を使い切ったので、新たにもう1本購入したいと申し出たところ、獣医さんに苦笑された。
曰く、2本目の購入を希望されたのは初めてである!と。
猫に嫌がられて使用を断念するというケースが続出したので、追加購入希望者が現れるとは想定できず、2度目の仕入れはしていないとのことだった。
このジェルは日本の輸入代理店が無く、獣医さんの個人輸入による仕入れであり、ある程度まとまった数でしか扱ってもらえないそうで、うちのことらのためだけに取り寄せてもらうのは難しい。

入手ルートが無くなってしまったのと、ジェル1本使い切って直後のことらの歯はかなり綺麗になっていたので、しばらくジェルは使わずにいた。
その間も綿棒で拭いたり、スケーラーで掃除をしたりと歯の手入れはしてやっていたが、近頃また少し歯垢が着いてしまったので、ジェルの購入を考えるようになった。
インターネット通販で探すと、取り扱いのあるショップを何件か見つけられたので、そのうちの1件を選んで購入した。
ところが、届いたものを確認すると消費期限が切れている。
ボトルの裏側、下の方に小さく「Best by:MM(数字2桁で月)/YY(数字2桁で西暦下2桁)」と消費期限が印字されているのだが、それをショップは見落としたのだろう。
その旨連絡をすると、丁寧なお詫びを頂いた。
同商品の次回の納入時期が未定なので、交換ではなく購入キャンセルで処理したいとのことだった。
次回納入時期が定まっていない様子なのが、少し気になった…。

さて、1件目では入手できなかったので、次のショップに購入申し込みをする。
まさか…と思いつつも念の為、到着した商品の消費期限を確認すると、またまた期限切れ品であった。
なんだか、best byの意味を私が勘違いしているのではあるまいか…という不安に襲われるほど、同じ災難が続く。
早速、ショップに連絡すると、やはり見落としていたようだった。
言い訳に過ぎないのですが…と説明してくれたことには、このジェルはフレーバーに2種類あって、猫向けとして薦めているものはサーモンオイル添加品なのだが、これは滅多に売れない。そのため在庫が滞ってしまっていて、随分前に仕入れたものを発送してしまった……と。
このショップの方は、猫より犬の飼い主の方がデンタルケアに熱心なので、猫向けは余り売れないのでは…と仰っていたが、それはどうだろう。ジェルの口当たりや味を嫌がって使わせてくれない猫が多い結果では…という気がする。

ことらは、猫の好物とは想像し難い食品を好むことが良くあり、つい先日も落雁を美味しそうに食べたのに呆れさせられた。
大概の猫が嫌うらしいジェルを好むとまでは行かないものの、まったく嫌がる様子が無いのは、ことららしいことなのではと思う。

IBD

2011年は、ことらの健康状態について、ほとんど書かなかったが、例年通り色々あった。
今年に入ってからも嘔吐と食欲不振が起き、これまでの経過と今回の検査結果から、先日19日にIBDの診断が確定した。
ここまでの経緯は、いずれまとめて書きたいと思っている。

今、落ち着いて書く時間が無いながらも記しておきたかったのは、今日の午後、ことらの内服薬を受け取りに獣医さんを伺った時のことだ。
IBDについて、webで調べてみると、悲観的なトーンの記述が少なくないと思う。
しかし、ことらの獣医さんは、何頭もIBDの子を診ているけれど、そんな悲観的なことには一頭もしていないと胸を張って言って下さったのだ。
獣医師の腕の見せ所、と不敵な笑みすら浮かべて。
IBDのコントロールに、相当の自信をお持ちと思われる。
頼もしく感じられて気を晴らすことができた。

ことらが、獣医さんの自信を一層深めるような経過を辿っていきますように。

2011年を振り返って

今年は、更新が実に少なかった。
写真に関しては、ここにアップすることどころか撮影すること自体が激減している。

こうした変化は、文章を書きたいとか写真を撮りたいという、なにか創作的な行為への意欲が減退してしまっているからだと思う。私の心の生じている変化の結果だろう。
某SNSから、このFC2に移ってきた時に、第一段階目の変化を自覚していた。
更に、今年3月の震災とその後の原発事故から受けた衝撃で、第二段階目の変化を生じたと思う。
年内に回復を感じられるかと期待していたのだが、このまま年を越すことになりそうだ。

ことらは今年5歳になったが相変わらずで、某SNSに盛んに記事を上げていた頃同様、書き残しておきたいと感じるような可愛いことや面白いことを毎日何かしら仕出かしてくれている。獣医さんへの通院も、例年通りのペースだった…。
それらの出来事を後日書ければ、という思いもあって、携帯百景とtwitterにメモ的な写真や言葉を残してきた。きっと書こう!と心に決めてある出来事もいくつかある。

今年のことは今年のうちに済ませたいが、さて……。

遊んで欲しいの?

私は加齢とともに暑がりになって、2月前後の一番寒い時期以外は、汗ばむことがよくある。
今頃の気候だと、扇風機を使うには及ばない感じがするが、何もしないでいるのは汗がなかなか退かなくて辛い。
そこで、団扇や扇子を使いたくなるのだが、パタパタする動きがおもちゃのように見えるのだろうか、ことらが寄って来て「何?遊びたいの?」という顔をする。
確かに、房の付いた扇子などは、子猫の前で振ったら、おもちゃと勘違いされて飛びつかれそうな物かもしれない。
母ちゃんは暑いだけだよ、おもちゃじゃないよと説明しても、扇いでいる間中、気になるらしく「母ちゃんは遊んで欲しいのかな?オレ、今、そういう気分じゃないんだけど…」と落ち着かない様子をしている。
こちらはこちらで落ち着かない顔をされるのが気になって、扇ぐのが憚られる。暑いのを我慢していた方がましな気分になってしまい、汗かきながら悶々とする。

開いているのに…

ことらは扉を開けることができない。
引き戸もドアも、ちょっと押すとか、前足を引っ掛けるとかすれば、簡単に通れる隙間が作れる程度に開けておいても、そこをどうしても通りたいという相当強い動機が有りでもしない限り、自分では何もせずに「ここを開けて」と扉の前で鳴き続けたり、扉を引っ掻き続けたりしている。
これだけ見たら、頭の悪い猫としか思えない。

今年7月に引っ越す前の家には扉らしい扉がなかったから、自分で扉を開けて通るという経験が足りなかったのだろうか。
それとも、とことん殿様性格なのか。
寒くなってきて、ドアを閉める…というか、隙間風が減るように、しかし、ことらが通ろうと思えば通れるように、完全には閉めずに、閉まる寸前でドアを止めておくことが増えた。トイレに行く時など、廊下のドアをそうしておく。
すると、ことらが昼寝からわざわざ起きて、母ちゃんがドアの向こうに行っちゃった、このドアを開けてーと鳴き始めるのだ。
トイレに行ってるだけなんだから、そんなに悲痛な声を出さなくても…と失笑するほどの悲嘆に暮れた声で呼ぶから、用足しを慌てて済ませて戻らなければならない。
ほら、こうして少し押せば開くようになっているんだよ、自分で開けて通りなさいと教えているが、実践する気配はまったく無い。

次の春が来る頃には、ことらも自分でドアを開けられるようになっているだろうか。鳴かれなくなるのは便利だろうと思うが、開けてもらっては困る扉を開けられるようになるのは困りそうだ。


追記
などと書いてアップしたら、「馬鹿にしやがって」と思ったか、半開きのドアを自分で開けて向こう側へ行くことに成功していた!
ドアの向こうで「こっちに来い」と鳴き喚いている……ドアを開けることができるようになっても迷惑度は余り変わらないようである…。
しかも、戻ってくる時に閉めてきてくれない。隙間風が寒い。開けられない方が良かったかもしれない。

震源

カタカタカタカタ…と小さな振動音が聴こえてきて「地震?!」と周囲を見回すが、ぶら下がっているものなど、地震時にまず揺れ始めそうなものが動く様子が無い。
唯一、ことらのケージの編み目に引っ掛けてあるものだけが震度2程度の振動を示している。
ことらがケージの中のベッドで毛繕いをしていると震源になってしまうのだ。

近頃は地震が滅きり少なくなっていて、振動音が聴こえても、どうせ震源はことらだよねと油断している。
ことらも緊急地震速報の警報音を忘れてしまったかもしれない。
これで携帯がぶいっ!ぶいっ!ぶいっ!と鳴り出したら、私もことらも完全にうろたえてしまいそうだ。

冬が来る

ことらは人間の身体に寄り添うのが好きではない。
抱っこが嫌いで、膝に乗るとか布団に入るなんてのはもってのほか。
例外的に、手、腕、脚は好きなようだ。
眠る時に人間の手を枕にするのは大好きで、毎晩私の腕を抱いたり敷いたりして寝ている。布団の中には断固入らないから、私は冬でも片腕を布団の外に出したままで寝ている。

ホットカーペットの上で腹這いに寝そべっていると、ことらが脚の間に入ってくることがある。滅多に猫らしいことをしないことらの、比較的猫らしいと感じられる行動である。脚が風避けになって一段と暖かいのだろう。寒い時期にしかやらないから、どちらかと言えば不本意ながら、寒さに負けて仕方なく取る行動なのだろう。
ああ、寒くなったのだなあと思うのだ。

最初は遠慮がちに、脚に触れないようにちんまり丸くなっていたりするのだが、やがて眠ってしまうと不本意とはとても思えぬ寛いだ寝相になっていく。
今日は、前足を前に、後ろ足を後ろに伸ばせるだけ伸ばして、長くなれるだけ長くなり、その体勢のまま、私の右脚で止まるまで右に、しばらくすると今度は左にと、ころんころん転がりながら昼寝していた。
起き上がって見てみると、ことらの頭は私の股間側にあった。自分では見られなかったが、傍から見たらカンチョーされているようで可笑しかったのではあるまいかと想像したら可笑しくて笑えた。

Appendix

*こちらは毎日更新中!

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「ことら通信」について

ことら(2006年10月生♂玉無)に纏わる諸々を綴っています。ことらとは無関係な話題は【番外編】としています。

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Author:kotorama
2006年10月22日より、ことらの乳母を務めています。

ことら通信で対象読者として想定しているのは、未来の私自身であります。書き残しておいて良かった、と思うであろうことを、書くのが目的です。公開することで、一猫の記録として、どなたかのお役に立つ点があれば幸いと願っていますが、便宜的にブログの形式を取っているだけで、自分以外の読者の存在はほとんど考慮していないのが実情です。 例えば、記事を公開した後、随時加筆修正を行っていますが、修正についての報告等はしていません。折角お出で下さる読者の方々には不躾な点が多々あるかと思いますが、どうか悪しからずご了承下さいませ。

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*現在、某SNSからの移設作業中です。SNSで公開していた分をBlog向けに編集し直しています。編集が済んだものから順次公開しているので、2009年11月以前に長いブランクがあるように見えている次第です。

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